東京マーケット・サマリー

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 149.54/149.59 1.0860/1.0864 162.42/162.43

NY午後5時 150.03/150.06 1.0855/1.0859 162.90/162.94

午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べてドル安/円高の149円半ばで推移している。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言などの注目イベントを前に、円を買い戻す動きが目立ったという。その後、夕刻に入って、ドル/円は一段安となった。市場では、時事通信が、日銀の3月金融政策決定会合で、一部出席者がマイナス金利解除が妥当と意見表明する見通しと伝えたことが話題となった。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 40090.78 -6.85 39792.37 39,769.04─40,147.77

TOPIX 2730.67 +10.74 2707.34 2,702.77─2,733.90

プライム市場指数 1405.27 +5.51 1394.21 1,391.05─1,406.90

スタンダード市場指数 1288.07 +10.18 1273.08 1,272.72─1,289.20

グロース市場指数 973.04 +10.40 954.21 951.95─975.61

グロース250指数 775.76 +8.32 760.41 758.33─778.31

東証出来高(万株) 183441 東証売買代金(億円) 51232.38

東京株式市場で日経平均は小幅に続落し、前営業日比6円85銭安の4万0090円78銭で取引を終えた。高値警戒感と先高観が混在し、前日の米国株安を嫌気して安く始まったもののプラスに転じる場面もあった。グロース株からバリュー株へと物色の広がりがみられ、TOPIXはプラスだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1200銘柄(72%)、値下がりは401銘柄(24%)、変わらずは55銘柄(3%)だった。

<短期金融市場>

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.009

ユーロ円金先(24年3月限) ───

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.009%になった。前営業日(マイナス0.007%)からやや低下した。「地銀による資金調達の動きが落ち着いてきた。レートは徐々に下がっていくのではないか」(国内金融機関)という。

<円債市場>

国債先物・24年3月限 146.44 (-0.11)

安値─高値 146.36─146.55

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.710% (+0.010)

安値─高値 0.715─0.700%

国債先物中心限月3月限は前営業日比11銭安の146円44銭と反落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp上昇の0.710%。日銀のマイナス金利解除への警戒感から現物市場で中期債の金利が上昇。その流れが波及し、先物も売りが優勢となった。

<スワップ市場・気配>

2年物 0.36─0.26

3年物 0.44─0.34

4年物 0.51─0.41

5年物 0.58─0.48

7年物 0.74─0.64

10年物 0.94─0.84

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