「定期便につなげていきたい」ベトナムチャーター便就航を前に「ベトナム・デスティネーションセミナー」

出雲空港とベトナムを結ぶ国際チャーター便の就航を前に、島根県は6日、ベトナムに興味を持ってもらうセミナーを島根県出雲市で開きました。
当初は今月にも初便が予定されていたチャーター便、就航は5月になりました。

6日島根県が出雲市で開いた「ベトナム・デスティネーションセミナー」にはおよそ110人が参加し、ベトナム航空や日本政府観光局が訪日観光市場などについて説明しました。

島根県交通対策課 山影一茂 課長
「県内の皆様にベトナムのことを知ってもらって、ベトナムとのビジネスや交流拡大のチャンスがあることを知ってもらいたいとセミナーを開催しました。」

去年12月、島根県とベトナム航空は国際定期便の就航に向けた覚書を締結していて、今月末からのチャーター便の運航を目標にしていましたが、航空機の数の調整などで5月25日の就航となりました。

島根県交通対策課 山影一茂 課長
「5月のチャーター便以降も、連続チャーター便、最終的には定期便につなげていきたいと思ってます。」

日本で働く外国人労働者の4分の1をベトナム人が占めることなどを背景に、日本とベトナムは関係を強化していて、島根県はこうしたセミナーを通してベトナムに興味を持ってもらい、チャーター便を定期便につなげて、観光やビジネスの促進を図りたい考えです。

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