「最初の頃は大変だった」大型移籍のカイセドが掴んだプレッシャーとの向き合い方「みんなが何を言っているのかは気にしていない」

チェルシーでもレギュラーとして活躍するモイセス・カイセド[写真:Getty Images]

エクアドル代表MFモイセス・カイセドがチェルシーでの困難について語った。クラブ公式サイトが伝えた。

2023年夏ブライトン&ホーヴ・アルビオンから移籍金総額1億1500万ポンド(約218億4000万円)でチェルシーへ加わったカイセド。契約期間は2031年夏まで、1年の延長オプションも付くというビッグディールが成立した。

ステップアップ先でも中盤の定位置を掴んだカイセドだが、ハードルが上がっていたことからリーグ11位と低迷するチームの矢面に立たされることも。しかし、本人はビッグクラブで受けるプレッシャーへの対応の仕方が徐々にわかってきたと打ち明けている。

「最初はプレッシャーを感じていた。心の中では自分の最高のプレーを見せたいと思っていたし、なぜクラブがあれだけのお金を投じてまで獲得してくれたのか示したかった」

「その後、『チェルシーが僕と契約したのは、僕にそれだけの価値があるからだ』と理解させてくれる人々と話すようになった。僕はプレーを続けてきたし、ピッチ上でベストを尽くさなければならないことはわかっている」

「もちろん、毎試合良いプレーができたわけではないし、最初の頃は大変だった。だけど、今は良い気分だし、チームに貢献できていると感じている。僕は試合のことだけを考えていて、みんなが僕について何を言っているのかは気にしていない」

また、カイセドは状況が好転していることも実感。加入1年目だからと割り切れている部分もあるようだ。

「個人的には今はフィーリングが良い。自分の成長を実感しているし、より良いプレーをしてチームを助けている。うまくプレーできないとフラストレーションを溜めてしまうから、僕にとっては重要なことだ」

「チェルシーでの最初のシーズンだから、時間がかかるのは当然のことだし、全ての試合から学んでいる」

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