[ロンドン 6日 ロイター] - キャメロン英外相は5日、イスラエルの戦時内閣のメンバーであるガンツ前国防相との協議で、ガザの状況について忍耐が限界に近づいていると警告する考えを示した。
ガンツ氏との協議は6日に予定されている。
ガザへの支援提供について、イスラエルの対応は国際法を順守しているか疑問だと指摘。
上院で「ガザは悲惨な状況に置かれている。数週間前に飢餓と病気まん延の可能性を警告したが、それが現実になりつつある。飢えや予防可能な病気で人々が亡くなっている」と強調した。
英政府はイスラム組織ハマスによる襲撃への報復としてイスラエルのガザ攻撃を支持していたが、キャメロン氏は過去数週間、戦闘停止要求を強めている。
ガザへの支援が2月は1月の約半分だったことを指摘し、ガンツ氏との協議で忍耐が限界に達しつつあることを警告する考えを示した。