中国人民銀、元の安定維持へ 預金準備率に引き下げ余地=総裁

[北京 6日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は6日、人民元を基本的に安定させると表明した。また人民銀は「自由に活用できる豊富な金融政策ツール」を有していると述べた。

1月に銀行の預金準備率を50ベーシスポイント(bp)引き下げたが、さらに引き下げる余地があるとの認識を示した。

人民銀は景気回復の強化を支援するとし、金融政策は消費者物価の緩やかな回復を後押しすると述べた。

国家発展改革委員会(発改委)の鄭柵潔主任は超長期特別国債の発行について、技術革新やエネルギー安全保障などを支援すると説明した。

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