性的暴行などの罪に問われた元警視正 死亡を理由に公訴棄却 広島地裁

性的暴行などの罪に問われている警視正だった男について、広島地方裁判所は死亡を理由に公訴棄却を決定しました。

中国四国管区警察学校の警視正だった男(58)は、2023年9月から10月にかけて、広島市中区のホテルで女性3人に対し、性的暴行をしたなどの罪に問われていました。

1月に行われた初公判で警視正だった男は、起訴内容を否認し、無罪を主張していました。その後、広島中央署で勾留中に被告が死亡しました。自殺を図ったとみられています。

広島地裁は、5日付で公訴棄却を決定、裁判は打ち切りとなります。

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