自然解凍でもなくレンジでもない、「温塩水解凍」の方法をご紹介します。
この方法は以下のメリットがあります。
・ドリップが出ないのでおいしさがそのまま
・塩の効果で臭みが取れる
・発色がいい
塩水で解凍すると、浸透圧によりこのようなメリットがあるんです!
塩に含まれるナトリウムによって肉全体が包み込まれ、水分を保つわけなのです。
「温塩水解凍」の方法はとっても簡単!
① ボウルに45〜48度くらいのお湯を張り、塩(小さじ1程度)を入れる。
触ってみて、熱いけど火傷しない程度がベスト。高温すぎると固くなりやすく、ぬるすぎると解凍されないので注意。
② 肉を入れて3〜5分ほど浸す。
肉の種類、部位にもよりますが、今回の鶏むね肉は少し厚いので3〜5分。豚の薄切りや、冷凍の魚の場合は1〜2分が目安です。
③ 肉の水気を拭き取る。
まだ解凍が足りない場合はお湯を足して様子を見てください。
完全に解凍するより、8割ほど解凍してるくらいがドリップが出ません!
ぜひ、試してみてくださいね。