新サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」で、タカを使った害鳥駆除の取り組みが始まりました。
スタジアムに放たれたメスのタカ、3歳の「篤姫」です。
サンフレッチェは、カラスなどの糞による被害や巣作りを防ぐため、スタジアムでタカを使った駆除を始めます。
タカは、鳥類の食物連鎖の頂点で、カラスなどには最も恐れられる存在だと言われています。初日の6日は、野生に近い「オオタカ」の篤姫を環境に慣れさせるため、スタジアム内を連れ歩きました。また、カラスやハトが寄りつかないように「タカの存在」を認識させます。
まつまえ 鷹匠 松前嘉剛 代表取締役
「彼女に、篤姫に慣らさす…この場所や雰囲気を」
サンフレッチェ広島 エディオンピースウイング広島 信江雅美 所長
「鳥の害といいますけども、やっぱり鳥も地球上に住む生き物の仲間ですから、鳥にも危害を加えない形で、鳥害も防げるということなので大変期待をしています」
サンフレッチェは今後、定期的に害鳥駆除作業を行うとしていて、今月中は「篤姫」を週に1回程度、スタジアムに連れて来るということです。
映像・画像提供:サンフレッチェ広島