“事務所と対立”meenoi、広告契約をめぐり食い違う主張…双方のメッセージのやりとりが公開

写真=OSEN DB

歌手のmeenoiが、自分の名前が書かれた契約書に偽の印鑑が押されたと主張した中、実は「偽の印鑑」ではなく「電子署名」という主張が出た。

6日、あるメディアは、騒動となった広告撮影前に交わされた、所属事務所AOMGの関係者とmeenoiのメッセージのやり取りを公開した。

報道によると、AOMGの関係者はmeenoiに化粧品メーカーP社の広告契約の案件に関連して、ブランド名と6ヶ月間で2億ウォン(約2,000万円)の契約金に言及し、meenoiは「はい、私は嬉しいです」と答えた。AOMGはこれを「OK」と解釈し、モデル契約を締結して話を進めた。

その後、meenoiとAOMGは撮影日や撮影に必要なスタッフの意見を求めるなど、調整を続けた。撮影の3日前である土曜日、meenoiはAOMGに「あの日、電話してくださった時、2億5,000万ウォン(約2,500万円)だと認識していたんですが、撮影前に現時点で入金くださったものがすべてでしょうか? それとも撮影を終えてから残りが振り込まれるのでしょうか? 契約書も、期間と詳細がどのようになっているのかを知りたいので、受け取りたいです」と尋ねた。当時、P社の契約金はmeenoiの12月の精算書に含まれていたという。

これに対し、AOMGの関係者は、これに先立って2億ウォンだと言及した部分と共に「こちらは2億ウォンと言ったと思いますが、これについては月曜日に再度確認してみます」と返信した。AOMGは、月曜日にmeenoiに会って契約書を渡し、この時彼女は契約の調整を要請したという。meenoiは金額を上げるか、期間を短縮してほしいと求めた。

ここでmeenoiが問題視したのは、代理署名、すなわちmeenoiが言及した“偽の印鑑”だった。meenoiは4日、自身のInstagramを通じて「私は今回の広告の契約内容を共有されておらず、いつ契約書が書かれたのかも分からない。精算書に広告費用が含まれているのを見て契約を知ることになった」とし「契約書には私の印鑑とは違う形の、私の名前が書かれた偽の印鑑が押されていた。また、(契約書を見たら)2022年の広告契約書と比較して内容が多いと感じたので、条件を修正してもらえるよう要求したけれど、調整が取れなかったため、撮影はできないという意思を正確に伝えた」と明かした。

しかし、AOMGの関係者の主張によると、これは「偽の印鑑」ではなく「電子署名」だという。AOMGは「これまでずっとこのような方式(代理署名)で契約を締結してきた」とし「40回以上、広告契約を行った。一度もこの方式を問題視したことはない」と説明した。

この過程で意見を調整できなかったAOMGとmeenoi。彼女は「広告条件の修正なしでは広告撮影ができない」と通知し、AOMG側は、代表が頼み込み、マネージャーが当日午前まで待ったが、結局撮影はしないことになったという。

残ったのはP社の広告撮影に対する損害賠償の比率だ。AOMGはmeenoiに対して「5:5」を求めたが、meenoiは「私は5:5にするつもりはない。私は負担しなくていいと認識している」と拒否した。

その後、meenoiはコメントを通じて「短くまとめると、契約書を見た時点で初めてその内容を知った。すでに印鑑が押されていたし、その印鑑も自分の印鑑ではなかったため、修正を求めたけれど、調整されず、広告を撮影しないという意思を伝えた。また、『撮影しなくてもいい』と再度事務所から聞いたので、広告撮影をしなかった。これに対して事務所と歩み寄ることができず、双方とも弁護士の相談を受けている」と明らかにした。

これに関連し、AOMGはmeenoiに関する追加の取材に対して「確認中だ」とコメントしている。

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