未来を担う小学生に日本の財政について学んでもらおうという授業が、5日、奈良市の奈良女子大学附属小学校で行なわれました。
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この取り組みは、奈良財務事務所が子どもたちに日本をどのような国にしたいかを財政面で考えてもらい、実際に予算を提案してもらおうというものです。授業では6年生約70人が財務事務所の職員から現在の日本の財政について学びました。続いて児童らはグループに分かれ、自分たちの理想の国をめざしてタブレット端末などを活用して予算案を作りました。課題は日本が100人の村と仮定して予算100万円をどのように使うか。児童らは、それぞれが財務大臣になったつもりでお互いの意見を交わし予算案を組んでいきます。
予算案がまとまるといよいよ発表です。
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児童は―
「今の政治家がどのようなことを具体的に政策として考えているのか興味を持ったので、選挙に行ったり、これからも政治に関心を持っていきたいなと思いました」
奈良財務事務所 所長 前田泰之さん
「この国をどういう国にしたいのかを考えてもらえればうれしいなと思います。」
子どもたちが未来の日本について考える機会となった出前授業。
奈良財務事務所では今後もこの取り組みを続けたいとしています。
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