TOMORROW X TOGETHERが、童話のような映像を披露した。
6日、TOMORROW X TOGETHERは公式チャンネルを通じて6thミニアルバム「minisode 3: TOMORROW」のコンセプトトレーラーを公開した。
「minisode 3: TOMORROW」は、過去の約束を思い出し、一緒に約束した“君”を探しに行くストーリーを描く。アルバムには彼らが披露してきた「夢の章」「混沌の章」「名前の章」と続いてきたシリーズを網羅した叙事が盛り込まれる。
コンセプトトレーラーには、このような延長線上で「忘れていた君との約束を思い出す」というテーマで制作された。映像はビルの残骸しか残っていない砂漠と夢幻的な雰囲気の音楽で始まる。生命力の感じられない場所で、5人のメンバーと狐は互いに大切な存在になっていく。突然巨大な陰が登場し、本が閉ざされ、童話のような世界から現実へと雰囲気が変わる。
現実の中のメンバーたちは、博物館で狐を見ても、一緒だった記憶を思い出すことができない。時間が経った後、過去の記憶を取り戻したメンバーたちは狐を盗んで逃げるが、その過程の中で狐を無くし、がっかりする。そんな5人の少年の前に狐が再び現れ、メンバーたちは2度と“君”を失わないという気持ちで走っていく。
特に今回のトレーラーは、チームの叙事をはじめ、前作との連携を強調する要素で解釈の楽しみを与える。マイムのシーンに挿入された3rdフルアルバム「名前の章：FREEFALL」の収録曲「Dreamer」が代表的だ。「Dreamer」に盛り込まれた、“夜空で輝く星を見つめながら忘れていた夢とアイデンティティを思い出す”というストーリーにアコースティックな編曲が調和し、切なさを極大化する。また、映像には王冠（デビュー曲「ある日頭から角が出てきた（CROWN）」）とハート模様の眼帯（2ndフルアルバム 「混沌の章 : FREEZE」のコンセプトフォト）など、これまでのアルバムを思わせるオブジェが登場している。
今回のトレーラーは“見えないものに対する信頼”を語る星の王子さまと狐のストーリーを“忘れていた君との約束を思い出す”というストーリーで再解釈し、ユ・グァンゲン監督が演出を担当した。
