【高校受験2024】滋賀県公立高入試<英語>講評…例年並みの難度

【高校受験2024】滋賀県公立高入試<英語>講評

2024年3月6日(水)、2024年度(令和6年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。2024年3月1日に発表された全日制課程の出願者数は、学力検査定員6,369人に対し、確定出願者数は6,727人、出願倍率は前年度と同じ1.06倍。

リセマムでは、京進の中学・高校受験TOPΣの協力を得て、学力検査「英語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

滋賀県公立高入試<英語>講評

(京進 提供)

大問1 リスニング問題 〔標準〕
大問2 チラシ上のイベントでのスピーチをもとにした会話 〔やや易〕
大問3 スピーチとコメント 〔標準〕
大問4 自由英作文問題 〔やや難〕

大問数は例年通りであった。大問1では、放送される英文で現在完了進行形やone quarterといった表現が使われていたが、リスニング問題の構成や難度は例年通りであった。

大問2はイベントのチラシと、イベントでのスピーチ及びそれを受けての会話という内容であった。例年大問3で出題されていた英問英答が大問2で出題されるなど、一部構成は変わったが、概ね例年通りの構成で解きやすい問題が多かった。

大問3は2017年特色選抜入試でもテーマとなった植物のヨシをテーマにしたスピーチを聞いて、一人がコメントをするという内容であった。英問英答が大問2に移動した以外は昨年と比べて大きな変更もなく、標準的な難度であった。

大問4の自由英作文は一昨年と同じ英語の先生の問いかけに対して20語以上35語以内で自分の考えや理由を書くものであった。配点も10点と高いので、身近な題材について自身の考えや理由をしっかり表現する練習をしておく必要がある。


このレポートは2024年3月6日(水)に、速報として京進の中学・高校受験TOPΣにより作成されたもの。

京進の中学・高校受験TOPΣは関西・愛知を中心に全国で学習塾を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

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