【高校受験2024】滋賀県公立高入試<理科>講評…標準~やや難

【高校受験2024】滋賀県公立高入試<理科>講評

2024年3月6日(水)、2024年度(令和6年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。2024年3月1日に発表された全日制課程の出願者数は、学力検査定員6,369人に対し、確定出願者数は6,727人、出願倍率は前年度と同じ1.06倍。

リセマムでは、京進の中学・高校受験TOPΣの協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

滋賀県公立高入試<理科>講評

(京進 提供)

大問1 動物の分類(生物) 〔標準〕
大問2 天気の変化、台風(地学) 〔標準〕
大問3 ばねの力、力の分解(物理) 〔やや難〕
大問4 酸化銅の還元(化学) 〔標準〕

大問構成は例年と変わらず各分野から1題ずつ。小問数もほぼ例年通り。記述解答を求める問題が45点と前年の34点から増加した。記述問題では、これまでほとんど見ることがなかった字数制限の問題が大部分を占めた。決められた字数で解答をつくるのに苦労した受験生が多かったのではないだろうか。物理分野での力の分解に関する記述問題は、基本的な知識を前提として実験結果から考察する難度の高いものであった。多くの大問で、実験や観測とその結果から考察できることを答える設問があり、さまざまな実験についての知識と思考力が必要な問題であった。


このレポートは2024年3月6日(水)に、速報として京進の中学・高校受験TOPΣにより作成されたもの。

京進の中学・高校受験TOPΣは関西・愛知を中心に全国で学習塾を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

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