【高校受験2024】滋賀県公立高入試<数学>講評…易~標準

【高校受験2024】滋賀県公立高入試<数学>講評

2024年3月6日(水)、2024年度(令和6年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。2024年3月1日に発表された全日制課程の出願者数は、学力検査定員6,369人に対し、確定出願者数は6,727人、出願倍率は前年度と同じ1.06倍。

リセマムでは、京進の中学・高校受験TOPΣの協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

滋賀県公立高入試<数学>講評

(京進 提供)

大問1 小問集合(計算、方程式、空間図形、四分位数と箱ひげ図) 〔易〕
大問2 空間図形、確率 〔標準〕
大問3 1次関数 〔標準〕
大問4 平面図形 〔標準〕

大問4題構成。例年通り、作図、証明、理由を説明する出題があった。難度は昨年並みで、全体的に取り組みやすい問題が多く、高得点をねらいたい。

大問1は基本問題。確実に得点したい。

大問2は正多面体の性質、直線と平面の関係の問題、正四面体と正六面体を使った確率の問題。いずれも標準的な出題だった。

大問3は1次関数の利用をした速さの問題。グラフをかく問題もあり、グラフをうまく利用して処理したい。

大問4の作図は、半円の弧に対する円周角が90度になることを利用してOPを直径とする円を作図できればよく、証明は△ADEと△BDCが相似になることを示すことができればよい。どちらも基本問題である。全体的に基本から標準レベルの問題であり、基本的な知識、はやく正確に処理する力が求められている。過去問だけでなく、他県の似たような出題パターンの問題に慣れておこう。


このレポートは2024年3月6日(水)に、速報として京進の中学・高校受験TOPΣにより作成されたもの。

京進の中学・高校受験TOPΣは関西・愛知を中心に全国で学習塾を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

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