【高校受験2024】滋賀県公立高入試<社会>講評…やや易~標準

【高校受験2024】滋賀県公立高入試<社会>講評

2024年3月6日(水)、2024年度(令和6年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。2024年3月1日に発表された全日制課程の出願者数は、学力検査定員6,369人に対し、確定出願者数は6,727人、出願倍率は前年度と同じ1.06倍。

リセマムでは、京進の中学・高校受験TOPΣの協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

滋賀県公立高入試<社会>講評

(京進 提供)

大問1 地理「大豆の生産や貿易について」 〔標準〕
大問2 歴史「日本の歴史上のできごとと滋賀県の文化財や史跡について」〔やや易〕
大問3 公民「地方自治」 〔やや易〕

大問構成は例年通りで、昨年に続き字数が指定された記述問題が20点分出題された。今年も、資料と関連付けて出題されているので資料読み取りと、設問から条件を整理して記述する練習をしっかり積む必要がある。公民分野は、地方自治をテーマにしつつ新しい人権や国会についても問われた。過去には経済や裁判、社会保障などさまざまな単元から出題されているので、各単元まんべんなく学習しておきたい。語句解答の問題は、輪作や管領、民主主義の学校など教科書レベルのものが問われた。学校の定期テストなどでしっかり知識を定着させ、基本問題で失点をしないよう準備しておく必要がある。どの分野でも、資料を使った問いがほとんどなので、資料集や地図帳も使って学習をしておくとよい。


このレポートは2024年3月6日(水)に、速報として京進の中学・高校受験TOPΣにより作成されたもの。

京進の中学・高校受験TOPΣは関西・愛知を中心に全国で学習塾を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

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