ロジクール、MXシリーズ初のウェブカメラMX Brio 700発売。AIで顔の可視性アップ

ロジクールが、フラッグシップモデル「MX」シリーズで初となるウェブカメラ「MX Brio 700」を発表しました。

同社のオンラインストア価格は3万3000円で3月22日発売。カラーはグラファイトとペールグレーの2色展開です。

ロジクールではこれまでもBrioシリーズのウェブカメラをリリースしていますが、MX Brio 700はその中でも最上位と位置付けられるウェブカメラ。

同社のウェブカメラでは最大サイズとなる850万画素のセンサーを採用し、最大で4K/30fpsに対応。既存のBrio 4Kと比較して画像のディテールが2倍優れるほか、顔の可視性をアップするAIを新たに搭載しています。

デジタルカメラのようなレンズのリング部を回転すると、物理的にプライバシーシャッターと閉じられる仕様です。

画角は90度で、設定により78度と65度の画角で切り出すことも可能。カメラを手元に向けると、自動で上下が切り替わるShow Mode（手元モード）も利用できます。

また、従来にない大きな特徴として、カメラの設定をマウスやキーボードの設定アプリ「Logi Option＋」やゲーミングデバイス向けの「Logicool G HUB」から行えるようになっています。

従来通りLogi Tuneでも設定できますが、すでに対応するマウスやキーボードを利用しているなら便利になりそうです。

本体サイズは98mm x 36mm x 43mm （マウントクリップを除く）。クリップ部はマグネット着脱式になっており、外した本体側には三脚穴が設けられています。インターフェースはUSB Type-C（USB 3.0）で1.5mのUSB-Cケーブルが付属します。

MX Brio 700と同時に、法人向けにMX Brio 705が発売されますが、仕様自体は同じです。こちらのカラーはグラファイトのみとなっています。