【DeNA】東妻が兄弟対決制す「信じて打ちにいった」 地元和歌山から駆け付けた母の感想は

【横浜DeNA―ロッテ】7回横浜DeNA1死一塁。東妻が中越え二塁打を放つ=横浜

◆横浜DeNA5-0ロッテ

 高卒5年目のDeNA東妻が、5学年上のロッテの兄勇輔との兄弟対決を制した。2―0の七回1死一塁、代打で打席に立つと、兄の145キロ直球を捉え、左中間への二塁打を放った。

 過去2軍での対戦成績は3打数1安打。「真っすぐ勝負になっているので、きょうも真っすぐが来ると信じて打ちにいった」と笑った。

 試合後は地元和歌山から応援に駆け付けた母親らと談笑。「兄貴には(スタンドに)放り込めよと言われていたが、そうはいかなかった。ちょっと悔しい。お母さんは僕が打って、(兄が)ゼロで抑えたので、一番良かったかなと言ってました」とやり取りを明かした。

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