3月29日に神戸・三宮にオープンする予定の「ユニクロ神戸三宮店」の開業準備が着々と進んでいる。ユニクロのロゴマークをかたどった巨大な看板が掲げられたほか、大型の電光掲示板にも大小さまざまなユニクロのロゴが表示されるようになり、通行人らの注目を集めている。
ユニクロを展開するファーストリテイリングによると、神戸三宮店は神戸三宮センター街の東口から入ってすぐの商業ビル「Style Plaza（スタイルプラザ）」の1～5階に入る。売り場面積は約1800平方メートルで、兵庫県内のユニクロで最大。現在別の場所で営業している神戸三宮店は28日を最後に閉店となる。
同社は1月31日に神戸三宮店のオープンを発表。その翌日には、スタイルプラザ前に設置していた工事用の柵を一新し、開業日を知らせる告知やロゴを掲示した。柵には「美しい街、神戸。三宮に新しい風」とのメッセージも記している。
2月中旬には巨大な「UNIQLO」の看板も登場。3月に入ると、サイコロのような形をした立方体の青色発光ダイオード（LED）看板2基が点灯したほか、以前からスタイルプラザに取り付けられていた電光掲示板2基もユニクロ仕様の映像になった。
神戸三宮店が入るビルには以前、米アパレル大手GAP（ギャップ）の三宮店が入っていたが、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていた2021年1月に閉店。以来、三宮センター街の一等地に立地しながら、核テナントが埋まらない状態が続いていた。（足立 聡）
