胴上げないけど喜びかみしめる 福島大学で前期日程試験の合格発表

受験生にとって運命の日です。
福島大学など福島県内の国公立大学では6日、期日程試験の合格発表が行われました。

雪が積もった午前11時の福島大学、合格者の受験番号が書かれたボードが張りだされると…あった!良かった!の声が。
自分の番号を見つけた受験生は保護者と抱き合ったり番号の写真を撮ったりして喜びを噛み締めていました。

【食農学類に合格した受験生】 「先の見えない受験って長いなと思いながらずっと頑張ってきて、その努力がいま報われて胸がいっぱいです。」

【共生システム理工学類に合格した受験生】 研究を大事にしながらもしっかりと勉強して卒業できるよう頑張りたい、機械工学で引っ張って行けるような人になりたい。」

福島大学の前期日程の合格者は596人。
合格者のうち福島県内出身者の割合は36.9%で去年を2.5ポイント上回りました。

【人間発達文化学類美術に合格した高野莉歩さん】 「頑張ったかいがありました、とてもうれしいです。」

人間発達文化学類の美術に合格した高野莉歩さん。母と兄の2人が一緒に見届けに来てくれました。

【莉歩さんの母】 「(莉歩さんが)生まれた時は超低体重の未熟児でしたからtc001334~39(5)大学まで受かったということがとてもうれしいです。」

コロナ禍で自粛されていた伝統の「先輩からの胴上げ」は、今年もありませんでした。福島大学の後期日程試験は今月12日に行われます。

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