大学の教室の天井がカメラだらけ、「圧迫感がすごい」学生が動画で訴え―中国

中国河北省保定市にある公立4年制大学の「保定学院」に通う学生がこのほど、ネット上に動画を投稿し、「教室の天井がカメラだらけで授業中圧迫感がすごい」と訴えた。

中国メディアの澎湃新聞などによると、中国河北省保定市にある公立4年制大学の「保定学院」に通う学生がこのほど、ネット上に動画を投稿し、「教室の天井がカメラだらけで授業中圧迫感がすごい」と訴えた。

大量のカメラについて、同学院の学生課は「書道や絵画の試験時に使用するもので、通常は起動させない」と回答し、広報課は「正常なデジタルマルチメディア教育設備だ」と回答した。

これについて、SNS・微博(ウェイボー)では、「1つの教室にカメラ1台じゃなくて、1人1台?」「学生の数より多い気がする」「銀行でもこんなに設置していない」「調達担当者が企業からキックバックを受けていないか調べたほうが…」「学生監視用ならこんなにたくさん必要ないから、学校側の説明通りでしょ」「デジタル化監獄」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

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