マツコ「ラーメン1000円の壁」撤廃を提案…格安店には「老後の資金ちゃんと貯めて!」

マツコ・デラックスが、3月5日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)で、「ラーメン1000円の壁」について提案をおこなった。

どんなに美味しくても、ラーメン1杯が1000円を超えると客が「高い」と感じてしまう「ラーメン1000円の壁」。そのハードルをクリアするため、1000円以下で味を追究する職人のVTRを見たマツコは、「食べるほうも、そろそろ1000円超えたら高いって思うのを変えてあげないと」と提案。

「あれだけ(いい)材料使ってて、1000円以内に収めてたら、まあ利益そんなに出てないお店って多いと思うのよ」と店側を配慮した。

さらに、「たまに人情の店とかいって390円でって(提供する店)本当にやめてくださいね! 老後の資金ちゃんと貯めてくださいね」と、低価格を維持する店に呼びかけていた。

マツコの提案にSNSではさまざまな意見が寄せられた。

《1000円の壁、マツコに激しく賛同。 素材、手間、人件費等、本当にお金かかると思うし物価高騰してるんだから、余計よね。 後は賃金が上がれば》

《本当にマツコの言う通り、適正な値段を付けるべきだと思う。原価率の上昇を店主の労働時間でカバーするとか過酷過ぎでしょ》

《ラーメン中毒なやつは1万だろうが食う さほどラーメン好きじゃないと500円でも高いと思う ただそれだけの話》

「『ラーメン1000円の壁』については、ほかに著名人も意見を述べています。

元サッカー日本代表の本田圭佑さんは、2023年1月9日にX(旧Twitter)で《ラーメン屋。あの美味さで730円は安すぎる。もうちょっと値上げするべき。ってか色んな業界がもう少し値上げするべき》と投稿。

さらに《高すぎるか安すぎるかの両極になり過ぎ。次ラーメン食うときは2000円支払います。必ず》とつづって話題になりました。

また、ひろゆきさんは2024年2月9日配信の『ABEMA Prime』(ABEMA)で、寿司店にはリーズナブルな回転寿司もあれば数万円の高級店もあることを例にあげて『ラーメンはこの値段であるという決めつけがどこで生まれたのか? と、逆に気になる』とコメント。

『僕は高級ラーメン店、1杯3000円もあるし、500円もあるしというのが健全だと思う』と話していました」(芸能ライター)

物価上昇の昨今、ラーメンの価格は今後どうなっていくのだろうか。

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