群馬がB1昇格3季目にして千葉Jから初勝利…逆転CS進出へ向けて怒涛の9連勝

3月6日、B1リーグ東地区の群馬クレインサンダーズが、チャンピオンシップ進出権を争う千葉ジェッツの敵地に乗り込み、95-86で勝利。B1昇格3シーズン目、10度目の直接対決にして、千葉Jから待望の初勝利をつかんだ。

2月以降無敗と勢いに乗っている群馬は、45-51と6点ビハインドで試合を折り返すも、第3クォーターに堅守速攻で流れを呼び込み80-65と鮮やかに逆転。最終第4クォーターも主導権を渡すことなくリードを守りきり、1月31日の第20節・レバンガ北海道戦から続く連勝を「9」に伸ばした。

同地区の3位・千葉Jと3ゲーム差に詰め寄った群馬は、マイケル・パーカーとトレイ・ジョーンズがチーム最多の24得点を挙げ、ケーレブ・ターズースキーが10得点12リバウンドのダブルダブルを記録。コー・フリッピンも18得点8アシスト3スティールと、攻守に存在感を示した。

一方、同地区対決に敗れた千葉Jは、1日に再加入したクリストファー・スミスがゲームハイの33得点を挙げる活躍を見せたものの、試合中盤に群馬の勢いを止めきれず逆転負け。B1史上初の通算3ポイント成功1000本にリーチをかけていた富樫勇樹は、3ポイントシュート0/6本と不発で、大記録達成が次節に持ち越しとなった。

■試合結果
千葉ジェッツ 86-95 群馬クレインサンダーズ
千葉|19|32|14|21|=86
群馬|25|20|35|15|=95

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