再開発が進む渋谷エリアに新しいホステルホテル「HOTEL GRAPHY（ホテルグラフィー）渋谷」が開業しました。
ホステルホテルとは
ホテルのスペックやデザインでありながら、ホステルが併設されていることで海外からのバックパッカーが多く滞在し、ホテル全体が海外ホステルで見られる自由でラフな空気感を感じられるホテルです。
東横線の高架線路の趣が感じられるエリア
ロケーションは渋谷駅から徒歩7分程の約600ｍに渡り整備される渋谷川沿いの遊歩道の先に位置する保育所、店舗、ホテルからなる複合施設の中にあります。2013年に地下化される前の東急東横線、渋谷～代官山間をつないでいた高架線路跡地の再開発エリアが「渋谷ブリッジ」になります。
「HOTEL GRAPHY（ホテルグラフィー）渋谷」の入口を入るとスタイリッシュなフロントがあります。ウェブで事前チェックインができ、スマホであらかじめダウンロードしているQRコードをフロントのカウンターでかざすだけのスマートなスタイルです。（アプリを取り込むことなくブラウザーからHPへアクセスするだけで完了できます。）
フロント横にはアメニティが揃っています。ホテルオリジナルアロマのお試しもできます。
入口ロビー付近にはＴシャツ、バッグなどオリジナルグッズが販売されています。
「HOTEL GRAPHY（ホテルグラフィー）渋谷」のある「渋谷ブリッジ」は、東横線の中でも最大の難所として知られたR160（曲線半径160m）の急カーブ上にあるため、線路に沿うように大きくカーブした曲線状の建物である点が最大の特徴です。ホテル内の廊下の天井を見上げてみると、二本の照明が在りし日の東横線の線路をイメージしています。壁にはかつての渋谷の風景の写真が壁に展示されています。
ホテルの客室数は74室あります。客室タイプは、通常のユニットバスがついた客室の他、ホテル内のシャワールームを利用する水回りのついていない客室、さらにホステルの代表的なドミトリーで構成されています。料金が6000円台から20,000円台と幅広く利用客のニーズに合わせた客室構成になっています。
こちらのお部屋は、洗面台以外は共用スペースを利用するダブルルームです。
ドミトリータイプのお部屋です。二段ベッドが3セットあり、6人宿泊できます。共有の冷蔵庫もあります。トイレ、シャワー、洗面台は共有スペースを利用します。
室内には貴重品保管用の鍵付き個別ロッカーが設置されています。
バス、トイレ付のスーペリアダブルルームです。スーツケースを広げても充分なスペースがありそうです。
1Ｆ Graphic Grill & Bar（グラフィックグリルアンドバー）
ホテル1Fに併設のGraphic Grill & Bar（グラフィックグリルアンドバー）ではアメリカンティストの本格的な料理が愉しめます。
モーニングのメニューはアサイー、エッグベネディクトをはじめ6種類です。
ランチメニューはハンバーガーやドーナツとチキンのオリジナルメニューもあります。
ディナーメニューはボリューム満点のビーフ、ポークのグリルや魚料理のメニューがあります。
クラフトビールも愉しめます。ラベルのデザインがお洒落ですね。宿泊者限定で夕方はフロント横にて無料でビールの提供もあるのは魅力的なサービスです。
ディナーメニューの一部、前菜はアボカドサーモンマリネ、パテ・ド・カンパーニュ、ガーリックシュリンプアリッサソースです。素材の鮮度の良さを感じるお料理です。
（※本メニューはオープン記念特別メニューですので通常のメニューとは異なります。）
サラダは産地直送の鮮度の良い野菜を使用しています。パリパリのごぼうチップにレタス、※フムスの素材と相性が良いです。
※(つぶしたゆでヒヨコマメ、ゴマのペースト、すりつぶしたニンニク、レモン汁、塩、オリーブオイルなどで作るペースト状・ディップ状の料理)
メインの肉料理はポークスペアリブとジャージー牛カイノミグリルマッシュポテトにグリル野菜とボリューム感のあるメイン料理です。肉の食感も柔らかく味も申し分ありません。ソースが肉の旨味を引き出してくれます。グリル野菜も甘みが感じられます。
コーヒーティストのカクテルが愉しめる！
左が柚子珈琲トニック、右が珈琲ハイボール。透明度の高い氷と一緒に頂きます。コーヒーのほろ苦い風味と柚子の甘味との相性が良く美味しく頂きました。コーヒーハイボールは大人の味で斬新なカクテルです。ドリンクメニューは他にも色々ありますのでお店で是非試されてみては如何でしょうか。
1ＦのGraphic Grill & Bar（グラフィックグリルアンドバー）はカウンターとテーブル席を合わせて50席程でゆったりとした空間です。
天井の照明のライトがかつての東横線高架のカーブを描いています。
モーニングメニュー
ヘルシーなグリーンスムージーが提供されています。
ドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュース、アップルジュースと種類も豊富です。
共用スペース ラウンジ
ビリヤードが設置された最上階7Fのラウンジは宿泊ゲストが24時間自由に使えるスペースです。
アイスティーとハーブ水（ライムとミント）のサーバーがセルフサービスで頂けます。シロップが三種類用意されていますのでお好みのフレーバーで愉しむことができます。
コーヒーマシーンと紅茶のティーバッグもあります。ドリンクメニューも充実しています。
テラスの心地良い風を感じながら都会の中でリフレッシュできそうな空間です。
テラスからは恵比寿方面、東京タワーも見えます。
1FのGraphic Grill & Bar（グラフィックグリルアンドバー）では宿泊者以外の方もモーニングからディナーまで利用が可能です。
コンセプトは【掛け算で遊ぶ】、大人の好奇心をくすぐるモダンアメリカン。お料理のクオリティも高く、食事だけでも再訪したい位オリジナリティに溢れた内容でした。今後はホテル併設型のコワーキングサービス「.andwork」も営業予定でフリーランサーやリモートワーカーが仕事の拠点としての利用も可能になります。
ブランドコンセプトは、「自分をアップデートする場所」
「HOTEL GRAPHY（ホテルグラフィー）渋谷」はホステルホテルというユニークな形態のホテルでもあり、滞在を通してゲスト自身に何らかのアップデートが得られる「体験価値」の提供をブランドコンセプトとしているそうです。ドミトリースタイルのお部屋や宿泊者向け共有スペースにはビリヤード台、テラス席、フリードリンクコーナーが設置されており、1Fは今後コワーキングスペースも開設予定と人との交流の機会が得られやすい環境となっているように思われます。ホテルのレンタルアイテムが枕、充電コードといった実用品から美容家電、ゲーム機まで多岐に渡り、リフレッシュできるアイテムが揃っています。
渋谷～代官山間をつなぐ東急東横線高架線路跡地に建つ「HOTEL GRAPHY（ホテルグラフィー）渋谷」。渋谷駅に近いエリアでありながら周囲の環境は閑静で都会の喧騒を忘れさせてくれるロケーションです。
ユニークで新しいスタイルの「HOTEL GRAPHY（ホテルグラフィー）渋谷」でリフレッシュを兼ねて「自分をアップデート」されてみては如何でしょうか。
