上海の女性、職場で嫌がらせを受けたと主張「退職に追い込むためデスク上に鍾馗像置かれた」

中国メディア、上観新聞の4日付報道によると、上海の女性がこのほど、職場で嫌がらせを受けたと主張する動画をネット上に投稿した。

中国メディア、上観新聞の4日付報道によると、上海の女性がこのほど、職場で嫌がらせを受けたと主張する動画をネット上に投稿した。

女性によると、女性の同僚が、女性のデスクの上に、疫病神を追い払い魔を除くとされる神の鍾馗(しょうき)が描かれたものや「妖怪」の文字が書かれたものを置くなどした。女性は「自分に不満を抱いた会社側が自分を退職に追い込もうとしている」と主張した。

女性によると、会社側は昨年12月1日に突然、職場のすべてのグループチャットから女性を外した上、仕事も与えなくなった。会社の経営者は女性に対し、「労働関係は解除しない。そこにずっと座っていろ」と告げた。女性は労働仲裁を申請したという。

女性の主張に対し、会社側は2日、女性が出社しても仕事をせず、毎日自分の席で茶を飲み、注文書が来ても押しのけ、さらにスマートフォンを取り出して同僚が仕事をしている様子を撮影することもよくあり、同僚ともめ事を起こした目的は会社都合による解雇で「経済補償金」を得るためだと回答。4日に「解雇証明」を出す予定で、女性が投稿した動画については、法務部が法的手続きを進めていることを明らかにした。(翻訳・編集/柳川)

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