県立3病院、病床削減や地域連携強化 30年度黒字化へ経営改定案

 宮崎県が2024年度一般会計当初予算案に計上した県立3病院への50億円貸し付けを巡り、県と県病院局は6日、3病院の経営再建策などを盛り込んだ県病院事業経営計画の改定案と収支計画を明らかにした。地域の医療機関との連携を強化するなどして収益を確保。医薬品の共同購入や稼働率が低い日南病院の病床数を減らしてコストを削減し、30年度に5800万円の黒字化を目指す。

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