6日、北京市内の複合施設、梅地亜中心（メディアセンター）で開かれた記者会見で質問に答える鄭柵潔・国家発展改革委員会主任。（北京＝新華社記者/李鑫）
【新華社北京3月6日】中国国家発展改革委員会の鄭柵潔（てい・さんけつ）主任は6日、第14期全国人民代表大会（全人代）第2回会議が経済をテーマに開いた記者会見で、「5％前後」と設定した今年の国内総生産（GDP）成長率目標は達成に向け力強く支えられていると述べた上で、次のように説明した。
2024年は中国経済の発展にとって有利な条件が不利な要素より強くなり、発展の基礎が一層固められ、経済の衝撃への抵抗力と強靱（きょうじん）性が持続的に高まる。マクロ政策が引き続き強化され、経済の穏やかな発展に強大なマクロコントロールの政策供給を提供する。新旧の推進エネルギーが転換を加速し、各地がより前向きで将来性のある発展を遂げ、国全体の起業や取り組みへの積極性と意欲が絶えず高まる。上向きの要因が絶えず蓄積され、年初以来、実物量などの先行指標が比較的高い伸びを見せている。われわれは経済を持続的に回復させ、長期的に上向かせ、通年の経済・社会発展の各目標と任務を質高く達成する自信があり、能力があり、条件があり、底力がある。
