〔情報BOX〕パウエル米FRB議長の議会証言要旨

Michael S. Derby

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は6日、下院金融サービス委員会で行った証言で、FRBは依然として年内に政策金利を引き下げると予想しているものの、インフレの継続的な進展は「保証されていない」などと述べた。

質疑応答での経済・金融政策に関する発言は以下の通り。

*利下げは経済の行方次第

*利下げ開始時期は今後のデータで決まる

*経済が景気後退に陥っている、または短期的に景気後退の重大なリスクに直面している、と考える理由はない

*現時点で景気後退の可能性が高まっているとは思わない

*これまでのところ経済は堅調なペースで成長しており、労働市場は依然として堅調だ

*インフレは急速に低下した

*経済のソフトランディング(軟着陸)を実現できると考えている

© ロイター