JR西日本ら/三ノ宮新駅ビル(神戸市中央区)が起工、延べ9万平米・29年度開業

JR西日本と都市再生機構西日本支社、JR西日本不動産開発の3者がJR三ノ宮駅南側で計画している新駅ビルの起工式が6日、神戸市中央区の現地で開かれた。商業施設やホテル、オフィスなどが入る複合ビルで地下2階地上30階建て延べ約9万1500m2の規模。
基本設計を安井建築設計事務所、実施設計・施工を竹中工務店・大鉄工業JVが担当する。4月以降に本格着工し、2029年度の開業を予定している。
式典でJR西日本の長谷川一明社長、都市機構の中島正弘理事長ら関係者が鍬を入れ無事完成を祈願。長谷川社長は「三ノ宮駅はわが国全体でも重要なターミナル拠点。神戸市が進める街づくりに拠点性の創出で貢献していく」と述べた。

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