洒落感をまとうなら、やっぱり「ニュアンスカラー」が効く!【ストリートスナップ】

ぽかぽかとした春の暖かさを感じたり、また真冬のような寒さを感じたり……服装選びが難しいこの時期は、寒いときにはぬくもりを、暖かいときには軽やかさを演出してくれる「ニュアンスカラー」が有効。曖昧カラーを重ねることで、洒落感を獲得して。こなれ見えに大貢献する最愛カラーの着こなしを、ファッションウィークの最新ストリートスナップからピックアップ。

ニュートラルなベージュで上品な肌見せスタイルへ

ごく淡いベージュで繋いだトップスとパンツは、リブニットとハリのあるパンツという異なる質感をミックスすることでのっぺり見えるのを防止。さらにオフショルダートップスでちらっと肌見せしたことで、素肌そのものがメリハリに貢献しています。引き締め役には、ベージュの柔らかさを損なわないダークブラウンを指名するのが好都合。

襟付きを重ねて顔周りに立体感をプラス

ともすると間延びした印象に陥る淡いニュアンスカラーコーディネートは、シャツとステンカラージャケットという襟付きアイテムを重ねることで、顔周りに高い立体感を宿して。ジャケットのボア素材がメリハリに繋がっています。白とふんわりベージュをメインにして、フェミニンな趣を獲得。

濃いめのベージュでしなやかに

アパレルブランド『VICKY RADER STUDIO』を手掛けるヴィクトリア・レーダーは、濃いめのベージュをメインにすることでしなやかさを強調。ゆったりとしたボリュームスリーブのジップアップトップスに、Iラインスカートを合わせることでメリハリシルエットを形成。バランスよく黒を散らせば、全体の引き締めが叶います。ジュエリーは、ベージュに馴染むゴールドをチョイスして華やいで。

ピンストライプ模様でぼんやりさせない

色味を変えたベージュを重ねた着こなしは、ジレとジャケット、パンツにピンストライプ模様を採用しシャープさを演出することで、ぼんやり見えるのを防止。さらっとかけた黒バッグとゴールドのビッグボールチェーンネックレスが、モダンさに貢献。

肩巻きテクニックがこなれ見えを約束!

ブロックチェック模様のエンボスニットトップスとチノパンツは、オフホワイトとベージュの配色、そしてゆったりシルエットでエフォートレスに。ボア素材のプルオーバーをくるっと肩巻きするテクニックを活用すれば、ニュアンス配色に立体感を宿すことができます。スニーカー合わせで、余裕感をアピール。

垢抜けた印象に繋がる「ニュアンスカラー」の最新ルックを5選ピックアップしました。シーズンレス、エターナルに役立つ配色をぜひコーディネートに取り入れてみて。

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