藤枝・中島大嘉「切り取られた一瞬で…」琉球戦ラフプレーへの批判に反発

中島大嘉(名古屋グランパス在籍時) 写真:Getty Images

北海道コンサドーレ札幌から藤枝MYFCへ期限付き移籍中のFW中島大嘉は、今月6日のYBCルヴァンカップ1回戦・FC琉球戦でフル出場し、1ゴールをマーク。しかしDF鈴木順也に対するラフプレーもあり、SNSで中島に対する過度な批判や誹謗中傷が相次いでいるほか、選手本人が否定的なメッセージに反応している。

49分に右サイドからのクロスに反応し、ゴール前で押し込んだ中島。試合後、X(旧ツイッター)では「中島大嘉おめでとう!」「中島の今後の活躍に期待している!」と称賛や激励のメッセージが多く寄せられた。

その一方で、鈴木に対するラフプレーでも話題に。試合終了後に当該シーンのみ切り取られた動画がXで拡散されると、同選手に対する心無いコメントが殺到している。

そんな中、選手本人は「SNSばっか忙しくしている」「謙虚にサッカーに集中しろよ」「素行が悪い」といった誹謗中傷と解釈可能な投稿に対して「友達も生きがいも無いんだよね。切り取られた一瞬で全部理解できてえらいね。誰かを落とさないと自我保てないもんね。画面の向こうから色々教えてね」と反発。

賛否両論を呼ぶ中、「自分のリポストをみて嫌な思いをした、いつも応援して下さっている方々、すみませんでした」「みんな優しいDM、ポストありがとね」とファン・サポーターに対して謝罪や感謝の気持ちを伝えた。

以前にも自身に対する否定的なコメントに反応していた中島。琉球戦での出来事に注目が集まる中、一部のファン・サポーターからは「中島大嘉の闘う相手はSNSでなくピッチであってほしい」「中島大嘉は1回エゴサやめた方がいい」「中島大嘉はサッカーで成長して札幌に戻って来てほしい」といったメッセージも見られる。

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