桜を見ながら鉄道旅!桜が美しい関東の鉄道ローカル線を紹介!

3月に入り、間もなく桜の季節が近づいてきました!そこで、鉄道ローカル線が好きな筆者が、桜が楽しめるおすすめの関東ローカル線を紹介します。

桜や菜の花がたくさん見られる「小湊鉄道」

小湊鉄道は、千葉県の五井(ごい)駅から上総(かずさ)中野駅を結んでおり、紅葉の名所である養老渓谷にも行くことができます。春になると、沿線にはたくさんの桜や菜の花が咲き、美しい景色を堪能できます。特に、上総牛久駅から上総大久保駅の間は桜と菜の花が多く見られ、フォトスポットも多数点在しています。また、車両や駅舎もレトロで、まるで昭和にタイムスリップしたかのような雰囲気も楽しめます。桜の見ごろは3月下旬~4月上旬となっています。

菜の花ラインの異名も持つ「いすみ鉄道」

いすみ鉄道は、千葉県の大原駅と上総中野駅を結ぶ路線です。春になると沿線に多くの菜の花が咲くことから「菜の花ライン」と呼ばれることがあります。もちろん、桜もたくさん見ることができ、東総元駅から久我原駅、総元(ふさもと)駅から西畑駅の間には線路の両脇に桜が咲いて、桜のトンネルになるポイントもあります。また、上総中野駅まで乗れば、小湊鉄道に乗り換えて、房総を横断することもできます(列車の本数が少ないので、事前に時刻表をチェックしておきましょう)。車両も菜の花をモチーフにした黄色い車両となっており、春を満喫できること間違いなしです!桜の見ごろは、小湊鉄道と同様3月下旬~4月上旬となっています。

桜と花桃の共演が見られる「わたらせ渓谷鐵道(けいこくてつどう)」

わたらせ渓谷鐵道は、群馬県の桐生(きりゅう)駅と栃木県日光市の間藤(まとう)駅を結ぶ鉄道路線です。渡良瀬(わたらせ)川を沿うように走っており、周りも山に囲まれて、風光明媚な風景の中を走るのが特徴的です。春になると、沿線の所々で桜が咲きますが、特におすすめなのが神戸(ごうど)駅です。駅の周りには大木の桜が咲き、とても綺麗な景色を見ることができます。さらに、桜だけではなく花桃も同時に咲くため、ピンクや赤といった鮮やかな風景が広がります。わたらせ渓谷鐵道では、トロッコ列車も走っていますので、運転日を確認して、乗ってみるのもおすすめです。桜の見ごろは4月上旬となっています。

朝晩と日中との寒暖差に気を付けて!

桜が見ごろの季節になると、日中は暖かく過ごしやすい陽気になります。ただ、先ほど紹介した、小湊鉄道やいすみ鉄道、わたらせ渓谷鐵道は、朝晩は冷え込みが強まり、朝の最低気温は10℃を下回る日も多いです。そのため、朝早く行く方や夜まで残る方は、ジャケットやトレンチコートなど脱ぎ着しやすい服装でお出かけください。

以上、桜が楽しめる関東の鉄道ローカル線を紹介しました。桜が見ごろの時期は、大変混雑しますので、時間に余裕をもって行動し、楽しい旅をしましょう!

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