岐阜公園に飲食・物販施設 名鉄など、25年3月オープンへ

岐阜公園の完成イメージ

 【岐阜】名古屋鉄道が代表を務める事業者グループは6日、岐阜市と「岐阜公園官民連携にぎわい創出事業(Park―PFI)基本協定書」を締結した。今後、地域の活性化を目指して市内の岐阜公園に飲食店や物販施設、芝生広場などを整備する方針だ。2025年3月に供用開始する予定。

 同事業は名鉄グループが中心となり取り組む。コンセプトは「『岐阜』を嗜み、OMOTENASHIを堪能する」。昨年市が用地を取得して拡張した駐車場がある場所に、飲食店や岐阜県ならではの商品を販売する施設など10店を整備する。

 岐阜公園には観光客が立ち寄れる飲食店や物販などの施設が少なく、従来から課題となっていた。市は施設拡充に向けて、2016年から用地取得に取り組み、昨年事業を公募。3件の提案の中から同事業が選ばれた。

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