学校情報化先進地域に認定 茨城町

小林宣夫茨城町長(右)に学校情報化先進地域認定証を手渡す日本教育工学協会の毛利靖理事=茨城町長岡

ICT教育に取り組む茨城県茨城町が、日本教育工学協会(東京都)から「学校情報化先進地域」として認められた。ICTを活用した授業や教職員の研修制度などが評価された。認定期間は2025年度末まで。県内市町村の認定は、つくば市に続き2例目。

同協会は情報教育や校務情報化に積極的に取り組む学校を「学校情報化優良校」に認定しており、優良校が8割を超えた自治体は同地域へ応募できる。町は全教室への電子黒板の導入などに注力。昨年度、町内の全小中学校6校が優良校に認められた。

同町長岡の町立葵小で6日、認定証授与式が開かれ、同協会理事で茨城大教育学部教授の毛利靖さんが小林宣夫町長に認定証を手渡した。小林町長は「変化の時代に対応できるよう、ICTを活用しながら学びをより進化させていく」とあいさつした。

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