稲見萌寧「おなかの調子が戻り切っていない」 棄権明けの初日パー発進

稲見萌寧が棄権明けの一戦をティオフ ※撮影は2024年「HSBC女子世界選手権」(撮影/村上航)

◇米国女子◇ブルーベイLPGA 初日(7日)◇鑑湖ブルーベイGC(中国)◇6675yd(パー72)

前週にシンガポールで行われた「HSBC女子世界選手権」3日目の第3ラウンドスタート前に、体調不良のため棄権した稲見萌寧は午前7時52分(日本時間午前8時52分)にティオフ。最初の10番をパーでスタートした。

開幕前日には、中継局WOWOWのインタビューで「だいぶ回復してきたけど、まだおなかの調子が戻り切っていない」と小さな声で話していた。本調子とは程遠い身体をねぎらいながらも「身体の動きは大丈夫だと思う。今週はトレーニングも入れたりして、コンディション的には先週ほどは悪くない」と前向きな言葉もあった。

中国屈指のリゾート地・海南島での食事を楽しめている様子はなく「あまりおなか(の調子)が良くないので、おかゆとかを食べています」。楽しみたい気持ちをグッとこらえて、調整に集中する。「予選通過が第1の目標。そこをクリアして、順位を上げていきたい」と静かに戦いを見据えていた。

前週に涙の惜敗を喫した古江彩佳は、稲見の前組でプレー。出だしの10番を3オン1パットのパーで発進した。2週ぶりの出場となる渋野日向子は、午後1時17分(同午後2時17分)に1番からスタートする。

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