ウクライナ、年内の反転攻勢目指す 陸軍司令官が表明

[6日 ロイター] - ウクライナのパブリュク陸軍司令官は6日、近く戦況を安定させ、年内に反転攻勢に向けた部隊を編成することを目指すと述べた。

ウクライナ軍は2月に東部ドネツク州の要衝アブデーフカがロシア軍に制圧されたことを受け、周辺の複数の集落からも撤退を強いられた。

パブリュク氏は「近く状況を安定させ、より積極的な行動に向けて部隊の態勢を整え、主導権を握るために全力を尽くす」と述べた。

また、現在の作業は部隊をいったん撤退させ、今年の反転攻勢に向けた戦力を今後編成するために回復させるのが目的だとした。

ウクライナのゼレンスキー大統領は先月、ロシア軍が今春か夏に新たな攻撃を仕掛ける準備を進めているが、ウクライナには独自の戦場計画があると述べていた。

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