東証、午前終値3万9731円 円高嫌気、一時400円超安

上げ幅が一時300円を超え、4万0400円台を付けた日経平均株価を示すモニター=7日午前、東京都港区

 7日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。下げ幅は一時400円を超え、4万円を割った。朝方は前日の米国株上昇を受け反発し、取引時間中としての過去最高値を更新したが、その後は外国為替市場の円高ドル安進行を嫌気した売りに押された。

 午前終値は前日終値比359円61銭安の3万9731円17銭。東証株価指数(TOPIX)は6.58ポイント安の2724.09。

 前日の米国市場は、年内に利下げが始まるとの観測から主要な株価指数がそろって上昇。東京市場でも取引開始直後はこの流れを引き継いで上げ幅が300円を超え、4万0400円台を付ける場面があった。

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