今後の取り組みは「強」と「厳」が重点 呉清・中国証監会主席

今後の取り組みは「強」と「厳」が重点 呉清・中国証監会主席

6日、北京市内の複合施設、梅地亜中心(メディアセンター)で開かれた記者会見で質問に答える呉清・中国証券監督管理委員会主席。(北京=新華社記者/李鑫)

 【新華社北京3月7日】中国証券監督管理委員会(証監会)の呉清(ご・せい)主席は6日、第14期全国人民代表大会(全人代)第2回会議の経済をテーマにした記者会見で、次のように述べた。

 資本市場の監督者は公平性の問題に特に関心を払い、公開・公平・公正を市場の最重要原則にすべきである。今後の取り組みでは規律と規則を尊重し、重点は「強」と「厳」を際立たせることになる。「強」は基盤の強化で、投資家は市場の根本、上場企業は市場の基盤であり、投資家に誠実に対応し、上場企業の質の向上に注力しなければならない。「厳」は厳格な監督管理で、証監会は株式市場、債券市場、先物・デリバティブ市場などの各分野、各主体各部分について、監督管理に存在する不備・弱点を全面的に検査し是正するのを急ぐ。

                    

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