創建350年の錦帯橋 5年ぶりに50万人超え

岩国市の錦帯橋が創建350年の節目を迎えた去年(2023年)、渡った人の数は年間でおよそ53万8000人と、コロナ禍前の2019年以来4年ぶりに50万人を上回りました。

岩国市のまとめによりますと、去年1年間で錦帯橋を渡った人の数はおよそ53万8000人で、おととしの1.4倍となりました。(23年 53万7943人 22年 37万5527人)

花見シーズンやゴールデンウィーク、新型コロナの5類移行があった3月~5月が特に多かったほか、創建350年関連のイベントが開かれた10月も前の年を大きく上回りました。

錦帯橋を渡る人の数はコロナ禍前、年間60万人前後で推移していましたが、2020年~2022年は半分程度の年間30万人前後に落ち込んでいました。

岩国市は「周遊観光にもつながるよう、情報発信に努めたい」としています。

© 山口放送株式会社