やっぱりあんぱん!コッペパン!@丸十ベーカリーマエノ【東川口】

寝ても覚めてもパンが大好きな私がやってきたのは東川口駅から歩いて5分ほどにある「丸十ベーカリーマエノ」さん。

飯田橋駅にある丸十パン店のコッペパンが大好きすぎて毎週通っていた10代の頃を思い出し、マエノさんに系列店なのか尋ねてみると同じ全日本丸十パン商工業協同組合だということがわかりました。残念ながら飯田橋の丸十パン店さんは現在閉店さていましたがとても嬉しい発見でした。

出典:リビング埼玉Web

全日本丸十パン商工業協同組合のホームページによると、日本で初めてイーストによる製パン法を開発したのは、丸十の始祖である田辺玄平翁氏。その製パン法を学ぼうと、全国から弟子が集まりました。その門弟が田辺家の家紋を商標に掲げ、全国に広めていきました。

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丸十ベーカリーマエノさんは鳩ケ谷で40年ほどお店を構えていましたが、道路の拡張のため現在の川口市戸塚に移転して8年ほどになるそうです。

到着したのは雨の日の11時前

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昼食の目前とあってかお惣菜パンも多く出揃う時間帯でした。

食欲をそそります!

行列にはならずとも私が滞在した1時間弱の間には雨の中でも来店客はとぎれることはないし、ファミリー層や年配の男性など老若男女のお客様まんべんなくいらしていて本当に地元に根差した愛されるお店なのだと感じました。

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いちごのショートケーキもありました。この日はサービスで100円引き‼ほかにもカスタードプリンや水ようかん、ロールケーキやカップケーキなどスウィーツも充実しています。それにどれも買いやすいお値段です。

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食べたかった「あんぱん」

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マエノさんで特に人気があるのは「あんぱん」です。帰宅するまでに我慢できずに子供と一緒に外でいただきました。持った瞬間に中に潜んでいるあんの質量を感じます。パン生地がやわらかくて指先に伝わってくるのです。

焼きたてだからでしょうか。とても繊細な柔らかさだと思いました。パンとあんは一口目で一緒に味わうことができ、その柔らかさといったら!子どもは「クリームパンみたいだね!」とおいしさを表現。こんな絶妙に美味しいパンを長年作り続けているパン職人マエノさんがかっこいいと思いました。

普段は粒あん派の私も大好きなこしあんのあんぱんです。パングランプリ東京のアンパン部門で優秀賞に輝いたこともあるんですよ。

具材たっぷりコッペパン

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中身は注文してから店員さんがコッペパンにはさんでくれます。食パンを購入しても中身をはさんでくれるのは嬉しいです。中身は2種類まで選べ、迷ったときの「期間限定」キャラメルクリームと大好きなピーナッツにしました。

コッペパンはそのままの形状のプレーンだけでも購入できます。

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目を離したすきにたっぷりのクリームがトロッとあふれてきたので慌てて撮影しました。コッペパンのコクとたっぷりの具材で多幸感に包まれます。

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素材が味わえるこの手のパンが大好きです!!!

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サービス品の外袋には、商品名を丁寧にシールで貼ってくれているんです。「中身はなんだろう」とぐるぐる見回さなくてもいいんです。こういう心遣いに心ほころびます。その日にあった良いことリストに入りました。

おわりに

丸十ベーカリーマエノさんは変らないパンとアットホームな雰囲気で地域に欠かせないパン屋さんでした。ただ懐かしく変わらないのではなく新鮮さを感じるのはそれは作り手の熱意なのだと一知半解の身ながら敬意を持って文章に打たせていただいております。

今回もおいしい嬉しい素敵なパン屋さんを紹介させていただける機会に恵まれ感謝。お読みくださりありがとうございました。ぴのこ

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