フェンス直撃の二塁打含むマルチH!支配下登録へアピール続ける阿部監督期待の巨人2軍に潜む強打者とは!?

マルチヒットで支配下登録へアピールのティマ

3月6日に横須賀スタジアムで行われた春季教育リーグのDeNAベイスターズ戦に、「4番・三塁」で先発出場したティマは、3打数2安打。マルチヒットを記録し、支配下登録へアピールした。

2回、先頭打者で打席に立ったティマは、DeNAベイスターズ先発の石田太郎の5球目スライダーを捉え、センターへヒットを放った。

さらに、4回1アウト走者なしの場面で、DeNAベイスターズ2番手・庄司陽斗の2球目ストレートをかっ飛ばし、左中間フェンス直撃のツーベースヒットを放ち、マルチヒットを記録した。

8回1アウト1塁の場面で、一塁へのゴロを放ち、一塁を駆け抜けた際に異変を訴えて代走が送られ、試合後は左太もも裏にアイシングを施して帰路に就いたことが心配だが、自慢の打撃で支配下登録へアピールした。

ティマは2021年に来日して今シーズンが4年目。2軍スタートとなったキャンプでは、打撃練習でNPBトップクラスとなる打球速度178キロをマークし、紅白戦でも阿部監督の目の前でホームランを放つなど著しい成長を見せ、支配下登録へ向け、着実にアピールを続けている。

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