「誇りでいっぱい」シティ相手に敗退も大きな経験を得たと胸を張るコペンハーゲン指揮官「人生において2度と取り戻せない瞬間」

ベスト16で敗退したニーストラップ監督[写真:Getty Images]

コペンハーゲンのヤコブ・ニーストラップ監督が、マンチェスター・シティ戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。

6日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでシティと対戦したコペンハーゲン。1stレグをホームで1-3と落としており、厳しい状況での2ndレグとなった。

試合も開始10分で2失点を喫し、苦しさは増すことに。それでも29分にモハメド・エルユヌシのゴールで1点を返す。ただ、その後にも失点。2試合連続で3-1で敗れ、2戦合計6-2で敗退。王者相手に2年連続戦った中、結果を残せなかった。

試合後、ニーストラップ監督はシティ戦を振り返り、難しい試合だったが選手たちは力を出し切ったと称え、素晴らしい経験になったとした。

「我々はできることは全てやったと思う。コペンハーゲンでの1stレグの結果の後の状況は理解しており、スタートが簡単になったわけでもない。ただ、我々は自分たちを見つけ、快適にボールを扱っていた」

「予想通りのチャンスを作り出しており、得点は1つだったが、我々も彼らの背後にたくさん走らなければなrなあかった。シティとの対戦はそういうものだ」

「選手たちにはこれ以上は求められなかった。グループステージでのチームの戦いを誇りに思い、世界最高のチームと対戦するまで勝ち上がった。誇りでいっぱいだ」

「(個性を示すことは)義務だったと言える。これは最高のチームとのラウンド16だ。もちろん、できる限りのことをしなければならない。これは人生において、2度と取り戻すことができない瞬間だからだ」

「今日は若い選手もベテランの選手もパフォーマンスを見せてくれてよかった。でも、この6カ月間、我々はよくやってきたと思う。とても良い経験になった」

一方で、2年連続でシティと対戦したことにも触れ、別の強豪クラブとの対戦もしてみたいと願いを口にした。

「もし、我々がデンマークのリーグで優勝し、再びチャンピオンズリーグに参加できる実力があれば、2回連続で対戦しているシティではない別のチームと対戦してみたいと思う」

© 株式会社シーソーゲーム