Krystal Hu Sheila Dang
[6日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏は6日、自身が所有する交流サイトX(旧ツイッター)が近く、ニューヨーク州とカリフォルニア州から送金ライセンスを取得する可能性があると述べた。モルガン・スタンレー主催会議での講演で明らかにした。
カリフォルニア州の認可は今後約1カ月で下りる可能性があるとする一方、ニューヨーク州の認可は数カ月先になる可能性があるとした。
マスク氏は2022年にツイッターを買収して以降、 中国の騰訊控股(テンセント)の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」のように、決済サービスなどあらゆる機能を搭載することを目指している。
専門家は、Xが全米でそうしたサービスを提供するには各州で送金ライセンスを取得する必要があると指摘する。
Xはすでにペンシルベニアやユタなど複数の州から送金ライセンスを取得している。
マスク氏はまた、Xの「いいね」や「リポスト」の数を非表示にすることを検討していると明らかにした。