ホームで苦戦もCL準々決勝進出のマドリー、主将ナチョは「目標達成を喜ぶべき」

マドリーで通算350試合出場となったDFナチョ・フェルナンデス[写真:Getty Images]

スペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが、チャンピオンズリーグ(CL)での勝利に安堵した。クラブ公式サイトが伝えている。

ナチョは6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのRBライプツィヒ戦に先発。これがマドリーでの通算350試合出場となった。

試合は1stレグを1-0で制していたマドリーに対してライプツィヒが攻め込む展開となる中、65分にボックス内へ走りこんだFWヴィニシウス・ジュニオールが先制点を記録。直後に同点とされるもその後は得点を許さず、1-1で試合を終えた。

この結果、マドリーのCL準々決勝進出が決定。試合後、ナチョは必ずしも良いパフォーマンスではなかったと認めつつ、結果こそが重要だと強調している。

「シーズン最高の試合ではなかったが、目標は達成できたと思う。時には悪い試合もあるものさ。相手チームは素晴らしかったけど、CLで準々決勝に進出できたのだから喜ばなければならない」

「全体的に、良い試合ではなかった。序盤も後半もリードを奪った時も、彼らにうまく対応できていなかったと思う。相手は多くのポテンシャルを備え、カウンターで非常に素早く、僕たちにとって最高の日ではなかった。ただ、努力を続ける必要があるとはいえ目的は達成されており、それが簡単だとは誰にも言えないだろう」

「物事が思い通りに進まないときは、戦う必要がある。今日のような試合でプレーすれば、上達や学びが得られるんだ。そして今は、次のことに集中しなければならない」

「本当に長いシーズンであり、たくさんの試合をする必要がある。それでも僕たちは非常に良い位置にいるね。僕たちのパフォーマンスが原因で今日はドラマのように見えたかもしれないけど、気を取り直して自分たちを誇りに思うべきだ」

© 株式会社シーソーゲーム