SWEET STEADYがデビュー! FRUITS ZIPPER、CANDY TUNEに続く新グループが今後の意気込みを語る!!

芸能事務所・アソビシステムによるアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」のライブイベント「KAWAII LAB. SESSION vol.7 ~SWEET STEADY~」が、東京「恵比寿ザ・ガーデンホール」で行われ、所属するFRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、SWEET STEADYの3組が出演。ライブ前に、3グループがそろって取材に応じた。

3組そろって会見に出席するのはこの日が初めて。FRUITS ZIPPER・鎮西寿々歌は「今日あらためて『KAWAII LAB.』が3組そろって、さらに、KAWAII LAB. MATESの子たちも一緒に合同でライブするということで、きっとみんなすごく緊張してると思うのですが、『KAWAII LAB.』には本当に個性豊かなアイドルがそろっていて、そして“NEW KAWAII”、個性たっぷりのアイドルがいることを、これをきっかけにたくさんの方に知ってもらえたらなと思っています。私たちも(デビューから)2年たつのですが、いい背中を見せられるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

続いて、CANDY TUNE・南なつは「今日のライブでは初めての後輩ができるということで、私たちはいつも通り全力でライブをやることで、後輩たちへ背中を見せられる一番いい姿になるかなと思う」と語りながら、「私自身緊張しちゃってるんですけど、緊張せずにいつも通りのライブができるように頑張りたいと思います」と意欲を燃やした。

この日がライブデビューとなるSWEET STEADYからは塩川莉世があいさつ。「メンバー自身すごく緊張して、年末ぐらいからたくさんレッスンを重ねてきたので、今日という1日を大切に過ごせればいいなって思っております。そして、すてきな先輩方がたくさんいらっしゃって心強いので、先輩方のお力を借りながらしっかりとパフォーマンスができればなと思います。頑張ります!」と気合十分。

また、SWEET STEADY・山内咲奈も「今日がデビュー日ということで、とても緊張していて、まだと右も左も分からないような感じなのですが、『KAWAII LAB.』にはFRUITS ZIPPERさんとCANDY TUNEさんのようにすてきな先輩方がたくさんいらっしゃるので、その先輩方に早く追いつけるように、私たちも世界中にたくさんの幸せを届けられるように頑張りたいです」と気持ちを新たにした。

SWEET STEADY・奥田彩友は昨年9月に解散したアソビシステム所属グループ・IDOLATERに在籍していた経歴を持ち、あらためてデビューを迎えた。奥田が再び戻ってきたことに、FRUITS ZIPPER・櫻井優衣は「彩友ちゃんは私がFRUITS ZIPPERに入る前にユニットをやられていて、本当に“アイドル力”がすごくかわいらしい魅力をたくさん持っていらっしゃる方なので、またアイドルとして戻ってきてくれたこと、一緒にこうしてステージに立たせていただけることが私自身もうれしいです」と喜びを爆発させる。

CANDY TUNE・小川奈々子も「『KAWAII LAB.』に入らせていただいた時にグループで活動していたのですが、その後も『KAWAII LAB. SESSION』で何度か一緒のステージに立っていくにつれて、個人的には回数を重ねるごとに仲良くなれたと思っていたので、こうやってまた戻ってきて、同じステージに立てることがとてもうれしいですし、前とは違う彩友ちゃんの姿が見られるのかなと思うと、今からとってもワクワクしています」と期待を込めた。

2人の温かい言葉を受け、奥田は「私も『KAWAII LAB.』に戻ってくると思っていなかったので、こうやってまた一緒にアイドル活動ができてすごいうれしい気持ちです!」と笑顔を見せた。

その後、SWEET STEADYはグループの強みについて聞かれると、柳川みあが「先輩方がすごすぎてちょっと言うのは恐れ多いんですけれども…」と前置きしつつ、「私たちのコンセプトがは花束となっているので、やっぱり美しい感じを私たちが演出できたらいいなと思っております。FRUITS ZIPPERさんとCANDY TUNEさんとはまた違うかわいらしさ、奇麗さを出せたらいいなと思っております。今後は私たちも先輩方のように東京・原宿から世界へ飛び出していけるように頑張りたいなと思っております」とコメント。さらに、「音井がアメリカに5年間いたということで、『アメリカに帰省したいね』ってみんなでよくお話をしているので、頑張りたいです」と柳川が目標を掲げると、ほかのメンバーも頷いた。

会見中、この日がデビューということもあって終始緊張していたSWEET STEADY。ところが、デビューから1年たったCANDY TUNEも同じくらい緊張していた様子。

その様子を見た鎮西は「楽屋でめちゃくちゃうるさいんですよ。いい意味ですごくにぎやかなグループなので、今日確かにちょっとおとなしいって思いました。緊張してるの?」と問いかけると、小川らは「こういう記者会見が本当に初めてなので、私たちも初めての気持ちで、ちょっとここだけは後輩面させていただいています(笑)」と応じ、潔い答えに会場は笑いに包まれた。

そんなFRUITS ZIPPERは、昨年末に昨年の「第65回日本レコード大賞」で最優秀新人賞を受賞。その後の変化を聞かれると、仲川瑠夏は「いろんな方からライブの感想をいただくことも増えたんですけど、その時に『貫録がすごい出た』って言われまして。でもそれってみんなが堂々とライブをできているんだなと思うと、アイドルとして1ランク上に上がったのかなって思えて、“貫録”ってうれしい言葉だなと思います」と自信をのぞかせた。

東京・日本武道館公演の5月開催が迫っているFRUITS ZIPPER。真中まなは「私たちはデビュー前からレッスンを重ねている時からずっと“日本武道館”というものを一つの大きな目標にしていたんですけれど、まさか2日間単独でやらせていただける日がこんなに早くとは思っていなかったので、ワクワクとドキドキと、そして少しのプレッシャーでいっぱいなのですが、来てくださった皆さんが全員幸せになって、また、ふるっぱー(FRUITS ZIPPER)のライブに遊びに行きたいと思っていただけるようなライブにできたらと思っています。2年間の集大成を皆さまにお見せできるように頑張りますので、ぜひお越しください」と呼び掛けた。

その後、ライブではそれぞれ圧巻のパフォーマンスを披露。トップバッターはKAWAII LAB. MATES。デビューを目指してパフォーマンスを磨き、さらに個性を磨いていく彼女らは、FRUITS ZIPPERの楽曲「ハピチョコ」を披露し、会場を盛り上げた。

続いて登場したCANDY TUNEは「hanamaru」をはじめ、全5曲を歌唱。“必殺あざとポーズ”でそのキュートさを全開にするなど、デビューから1年とは思えない完璧なパフォーマンスで観客をとりこにした。

SWEET STEADYは「始まりの合図」を含む計4曲をパフォーマンス。緊張を微塵も感じさせないフレッシュかつ華やかなパフォーマンスで観客を魅了し、初ライブは大盛況となった。

最後に登場したFRUITS ZIPPERは「ぴゅあいんざわーるど」「わたしの一番かわいいところ」などを含む全5曲で魅せた。会見で仲川が触れた“貫禄のあるパフォーマンス”を納得させるような姿は、後輩たちに大きな背中を見せることとなった。

ライブ後には、5月に開催されるFRUITS ZIPPERの日本武道館公演がセンターステージ仕様で開催されることを発表。客席からは大きな歓声が上がった。そして、公演の終盤にはサプライズが。なんと、6月9日に東京・EX THEATER ROPPONGIでSWEET STEADYの1stワンマンライブが行われることが決定。メンバーはステージ上で喜びの声を上げた。ますます今後の活躍から目が離せなくなりそうだ。

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