映画『DOGMAN ドッグマン』全国公開へ 音楽担当のエリック・セラについて監督よりコメント

映画『DOGMAN ドッグマン』が、3月8日より全国公開される。

『レオン』のリュック・ベッソン監督が実際の事件に着想を得て脚本・監督を務め、2023年のヨーロピアン・フィルム・マーケットでお披露目されるや、完成度の高さから世界中のバイヤーに大きな衝撃を与え、同年、第80回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門での上映では「リュック・ベッソン監督、完全復活!」「ベッソンの最高傑作!」と声もあがったバイオレンス・アクション映画『DOGMAN ドッグマン』。

リュック・ベッソン監督作品のほとんどの作品の音楽を手掛けているのはエリック・セラだ。ミュージシャンであった父の影響で、幼少期からギターを始め、10代の頃からプロミュージシャンとして活躍していた。ロックバンドのベーシストとして活躍していた18歳の頃にリュック・ベッソンと出会い、二人の絆は監督のデビュー作『最後の闘い』(83)から始まる。その後、監督の名を世界に知らしめた『グラン・ブルー』(88)でもその才能とセンスを発揮しセザール賞を受賞。他にも『サブウェイ』(85)、『ニキータ』(90)、『レオン』(94)、『フィフス・エレメント』(97)、『ジャンヌ・ダルク』(98)、『LUCY/ルーシー』(14)などリュック・ベッソン作品と言えばエリック・セラが欠かせない存在、正に盟友である。

今作も音楽はエリック・セラが担当し、監督に自身の作品にとって音楽とは?を聞くと「音楽は映画にとって2つ目の脚本のようなものである。まずは脚本、さらにそれを高める形で音楽が書き下ろされる。だからこそ脚本と音楽の間には強いリンクがあるんだ」と説明する。エリック・セラについては「監督と作曲家が長年タッグを組んでいるというケースはこれまでの歴史の中でもとても多いだろう。エリックについては40年来の付き合いだが、背中を押すのは私で、常に協力しながら、新しいものを作れるのではないか? と提案するんだ。『DOGMAN ドッグマン』ではたくさんの犬の音を録音していて、音響の20%くらいは犬の音を使用したんだ。上手く機能しているのではないかと思っている」と話し、監督とエリックの良好な協力関係がうかがえる。

また、今作の公開に合わせて、エリック・セラは東京・ビルボードライブ東京で3日間の来日公演が決定している。

◎公開情報
『DOGMAN ドッグマン』
2024年3月8日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開
監督・脚本:リュック・ベッソン
キャスト:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズほか
配給:クロックワークス
(c)Photo: Shanna Besson - 2023 –LBP – EuropaCorp – TF1 Films Production – All Rights Reserved.
(c)2023 – LBP – EuropaCorp – TF1 Films Production – All Rights Reserved.
(c)Shanna Besson. Création affiche:mattverny.

◎公演情報
【An Intimate Evening with
ÉRIC SERRA & RXRA GROUP】
2024年3月27日(水)28日(木)29日(金)
東京・ビルボードライブ東京
1stステージ OPEN 16:30 / START 17:30
2ndステージ OPEN 19:30 / START 20:30

チケット:
サービスエリア 13,900円
カジュアルエリア 13,900円(1ドリンク付)

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