「血みどろの戦い」「衝撃的な光景だ」韓国人敵将がマリノス主将に激昂→横浜対山東の“場外衝突”に中国メディアも啞然!判定に苦言も「審判の公平性に疑問」

横浜F・マリノスは3月6日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の第1戦で、中国の山東泰山と敵地で対戦。2-1で先勝した。

開始7分に主砲アンデルソン・ロペスの見事なシュートで先制した横浜は、69分にヤン・マテウスのゴールで加点。後半アディショナルタイムに1点を返されたものの、リードを守り切っている。

後味の悪い終わり方になったしまったのは、終了間際にひと悶着あったからだ。後半アディショナルタイム、相手ベンチ前でのスローインを巡って、激昂した敵将チェ・ガンヒ主将と横浜のキャプテン喜田拓也が何事か言い合いになったところから両軍ベンチが衝突。揉み合いになり、双方のスタッフにレッドカードが1枚ずつ出て、韓国人指揮官にはイエローカードが出された。

中国のポータルサイト『捜狐』は、この小競り合いを「血みどろの戦いだ!チェ・ガンヒと横浜の選手が激突、両チームのコーチ陣にレッドカードが出た」と報じている。

「衝撃的な光景だった。選手・監督間の争いでレッドカードが出され、フィールド外での騒動も続いた。泰山のチェ・ガンヒ監督と横浜の喜田は激しい衝突を起こし、遅れて両チームのコーチングスタッフも参戦し、審判まで巻き込む事態となった」

【動画】ベンチもヒートアップ!横浜キャプテンと敵将の睨み合いから両軍が激しく小競り合い
記事は「このピッチ内外の対立は、試合状況を一変させただけでなく、審判の公平性を疑問視する声も上がった。この試合はコートの内外を超え、課題と矛盾が混在するものとなっている。人々は審判の公平性について深く考え、疑問を抱いている」と指摘している。

「この事件の背景には、サッカーの試合における審判運営の一連の問題が反映されている。主審のジャッジは試合の公平性に直結するが、この試合では主審のパフォーマンスに疑問の声が広がっている。選手も監督も感情のコントロールを失い、審判も状況を効果的にコントロールできず、試合全体が混乱と不確実性に満ちたものとなった」

さらに、「この事件は単に試合中のエピソードであるだけでなく、サッカーの運営や審判制度に対する重大な警告でもある。審判の育成とルールの執行を強化することによってのみ、公平性を確保し、サッカーの健全な発展を維持することができる」と続けている。

いずれにしても、判定に不満を持っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社