「車が速くて、ひかれそうに」“危険な通学路”で減速促す『ハンプ』子どもたち守る「10センチの段差」

長野市の通学路に子どもたちを守る注目の段差「ハンプ」が設置されました。高さは10センチほどで、車の減速を促します。

段差が設置されたのは、長野市の若槻小学校に近い市道です。

(記者リポート)
「車が手前でスピードを落として進んでいきます」

市が設置した「ハンプ」。緩やかな傾斜がついていて最も高い所で道路と10センチの段差があります。

市道は朝の通勤通学時間帯は交通量が増えますが、道幅が狭いため、ガードレールも設置できず「危険な通学路」となっていました。

保護者:
「車がすれ違いのために子どもの方に突っ込んでくるっていうのも見たことがある。危険だと思いました」

児童:
「車が速すぎて、気づいていないうちに後ろから来て、ひかれそうになった時があった。車が遅くなってくれてうれしい」

長野市が設置する「ハンプ」はこれが初めてで、市は、地域の合意を得ながら今後も増やしていきたいとしています。

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