ようやくトレーニング復帰のサラー、クロップ監督はELでの起用も示唆?「全員が必要な状況だ」

トレーニング復帰を果たしたFWモハメド・サラー[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、エジプト代表FWモハメド・サラーとハンガリー代表MFドミニク・ソボスライの状態に言及した。

今シーズン、プレミアリーグで首位に立ち、ヨーロッパリーグ(EL)では決勝トーナメント進出、FAカップではベスト8進出を果たしているリバプール。すでにEFLカップ(カラバオカップ)では優勝するなど絶好調だが、一方で多くの負傷者に苦しめられ続けるシーズンともなっている。

それでも、今週のトレーニングではようやくサラーが復帰。アフリカネーションズカップでハムストリングを痛めると、2月に一度復帰するも再び同箇所を痛め、直近の公式戦4試合を欠場していた。

7日に行われるヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグのスパルタ・プラハ戦に先立った会見で、クロップ監督はサラーがメンバー入りすると明言。また、同じくハムストリングの負傷再発もあって離脱しながら先週末のノッティンガム・フォレスト戦で復帰したソボスライの状態についても言及している。

「モー(サラー)はアウェイ遠征に帯同している。 彼は我々と一緒にいて、2日間トレーニングをこなし、非常にエネルギーに満ちていた。もちろん、様子は見なければならない」

「彼が戻ってくるのはとても良いことだ。我々にとって本当に大きく、彼の顔を見れば彼もとても幸せだとわかる。 ブレントフォード戦では信じられないような試合をしながら、また離脱となってしまった。非常に不運な状況だったよ」

「我々は注意しなければならないが、シーズンの非常に激しい時期の真っ只中にある以上、全員が必要になる。これから彼をどれだけ長く起用できるかは確認していきたい」

「(ソボスライについて)彼の復帰は良いことだ。彼はプレーするのが大好きであり、だからこそ負傷は大問題だった。毎日痛みを伴うようなケガではなく、適切なトレーニングを許可されなかっただけだがね。筋肉のケガは状態を見極める必要があり、それが彼のリハビリに注意を払うべき理由だった」

「ドム(ソボスライ)に頼めば、彼はチームと一緒に2週間か3週間、完全にトレーニングできたかもしれない。しかし、医学的なアドバイスはすべて私たちにノー、待つ必要があると言ってきた。そして、我々はそれに従ったよ。今、彼は戻ってきて、数分間プレーした。これからどうなるかは注視していきたい」

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