春の訪れ告げる“ヤシのこも外し”にも暖冬の影響が…「中が少し蒸れてる感じ」=静岡・南伊豆町

静岡県南伊豆町に春の到来を知らせるヤシのこも外し作業が3月7日、奥石廊崎の県道沿いで行われました。

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伊豆半島南端の奥石廊崎と呼ばれる県道沿いでは、冬の間47本のヤシの木にこもが巻かれていました。

海からの強い西風から枝や葉を守るため、2023年12月5日にこも掛けが行われてから約3か月。

7日午前、地元の造園業者が集まり、縛っていた縄をほどき、手際よくこもを外した後、枝や葉を広げ整えていきました。

<造園業者>
「今年は暖冬の影響もあって、中が少し蒸れてる感じがありますね。寒いですけど、これ以上巻いてても蒸れちゃうんで、今のうちに外しておいた方がいいと思います」

7日の南伊豆町は曇り空で肌寒く、こもを外されたヤシの木が太陽の光をたっぷり浴びるのは、8日以降になりそうです。

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