燃料デブリの試験的な取り出しに向けて、東京電力は福島第一原発2号機で3月4日から中断していた堆積物の除去作業を、7日にも再開する予定です。
福島第一原発2号機では、今年10月までに燃料デブリの試験的な取り出しが計画されていますが、ロボットを投入する入り口部分をケーブルなどが溶けて固まった堆積物がふさいでいるため、専用の装置を使い堆積物を取り除く作業が進められています。
しかし、3月4日に水を放出するホースが折れ曲がっていることが確認されたため作業を中断し、6日にホースの取り換え作業が完了しました。
今後、動作確認を行い、問題がないことが確認されれば、7日から堆積物の除去作業を再開する予定です。